自然の中に身を置いていたいといつも思っています。
登山が好きで山中を歩いていると自分の非力さと自然の厳しさをよく感じます。
でもそこには豊かな生命がたくさんあります。
高山植物がひっそりと咲いていたり、様々な動物にも遭ったりします。
山全体が生きているように感じ、そこの懐に入れてもらっている自分はまるで自然に包まれていると感じることがあります。
そこで時折出会う沢の音にはそれまで折れかけていた心を何度も癒してもらったかわかりません。
ゆっくりと流れる沢のきらめきが目に入ると、それまでの疲れ がすっと抜け、その流れが疲れた心にさらりと流れ込んでくるようでした。